我が家のアール階段。
躯体に枠をつくり、
曲げベニヤをそわせてアールにしています。
仕上げ前にクロス屋さんがかなり下地づくりをがんばって段差がない状態にし、
クロスを張っていただきました。
コダワリの「洞窟っぽさ」をキーワードにつくった階段。
納得いっていませんでした。
というのも、このRのハジマリとオワリのベニヤ部分、やっぱりいくら一生懸命パテでおさえても
段差がすこーしあって、それをクロスがおってしまっていたんです。
つまり、ちょーーーっとボコっとしてて
それが一本の縦に入る線に見えて、ハジマリとオワリがわかってしまう。
私たちが理想とした、洞窟っぽい、まあるい階段 とは、ちょっと言えなかったのです。
実はクロスが張り終わったときから相談をしていて、
イケメン現場監督も、デザイナーさんも設計士さんもウンウンうなって考えてくれていました。
クロスのかんじはとっても気に入っているから、張りなおしでなんとか対応できないのか?というのがスタートでしたが、やはりどんなにがんばって下地を整えても、(すでに限界くらいに整えている中で)
クロスでのこれ以上の是正は無理と。
一番いいのが、漆喰塗り。
ペラっとしたクロスとくらべてコテムラをすこし出すことで段差が気にならなくなるし、さらにその下に石膏でかたどりをすればもっと段差解消をできるはずだ という相談をされました。
我が家の特徴でもあるR階段、ココは妥協したくない!
一番いい方法でいきたい!ということで、漆喰塗りにすることになったのです。
階段壁を漆喰にすると、こすったり、さわったり ということが頻繁にある箇所のため、機能的ではありません。
我が家では問題になっているのは外周のみ。
なので、内壁はクロスのまま、外周壁のみ漆喰塗りにしました。
養生がほどこされて工事スタート。
入居後の工事なので少しは不便がありましたがバージョンアップのためにはガマン。
石膏がぬられて下塗り。
すでにいい感じの予感がします。
そして、中1日かわかして本塗りされた壁。
夜撮影のためかなり洞窟です。
この質感はやばいです!
ムラの部分が光の加減でちょっとキラっと光ったりしてカワイイったらない。
若干心配していた内壁クロスとの関係も、バッチリでした。
ちょっとリズムがついて逆によかった。
金額面でもかなりP社にはがんばっていただいて実現したスーパーリッチ階段。
どうしよう?と考えていたときはちょっと不安だったりもしたけれど、妥協しないでよかった。。
にしても家主以外は気にしなかった箇所なのかもしれません。
でも今は階段を上るたんびに壁を眺めて「いいわ~~」「いいね~~」って言ってます(笑
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